ソフトバンクの黄金時代を支えた俊足巧打のショート、そしてメジャーリーグでチームを盛り上げるムードメーカー。「ムネリン」の愛称で愛された川﨑宗則さんを覚えている方も多いのではないでしょうか。あの底抜けに明るいキャラクターと、英語が話せなくても身振り手振りでチームに溶け込んでいく姿は、本当に魅力的でした。でも最近、テレビで見かけなくなって「ムネリン、今どうしてるんだろう?」と思った方もいるはず。実は今もなお、44歳にして現役のプロ野球選手として、海外まで飛び回ってバットを振り続けています。2026年現在の川﨑宗則さんの「今」をまとめました。
01川﨑宗則のプロフィール
- 本名
- 川﨑 宗則(かわさき むねのり)
- 愛称
- ムネリン
- 生年月日
- 1981年6月3日(44歳)
- 出身地
- 鹿児島県姶良市
- 主な活動
- プロ野球選手(内野手)
- 投打
- 右投左打
- 所属歴
- ソフトバンク → マリナーズ → ブルージェイズ → 味全 → 栃木 ほか
2026年で44歳。プロ野球選手としては大ベテランの域ですが、ムネリンはまだまだ現役。その若々しさには驚かされますね。
02全盛期の活躍――ホークスからメジャーへ
ホークスの不動のショート
川﨑宗則さんは1999年のドラフトで福岡ダイエーホークスに4位指名され入団。プロ入り当初は無名でしたが、持ち前の俊足と堅実な守備、そして勝負強い打撃で頭角を現し、チームの不動のショートストップへと成長します。盗塁王のタイトルを獲得するなど、走攻守そろった内野手としてホークスの黄金時代を支えました。
WBC日本代表として世界一に貢献
国際舞台でも川﨑さんは存在感を発揮します。2006年と2009年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に日本代表として出場し、いずれも世界一に貢献。内野の要として、また持ち前の明るさでチームを盛り上げるムードメーカーとして、侍ジャパンに欠かせない選手でした。
夢のメジャーリーグへ
2012年、川﨑さんは長年の夢だったメジャーリーグに挑戦します。最初はシアトル・マリナーズと契約し、憧れのイチローさんと同じチームでプレー。翌2013年にはトロント・ブルージェイズでメジャーに定着し、サヨナラ打を放つなど活躍を見せました。
言葉の壁を越えた「愛されキャラ」
メジャー時代の川﨑さんを語るうえで外せないのが、その圧倒的な「愛されキャラ」ぶりです。英語が堪能でなくても、覚えたての英語と全身を使ったリアクションでチームメイトの心を掴み、ファンやメディアからも大人気に。ヒーローインタビューでの破天荒な受け答えは、現地でも大きな話題になりました。実力だけでなく、人柄でメジャーリーグに足跡を残した稀有な日本人選手と言えるでしょう。
03病との闘いと帰国後の歩み
華やかなメジャー生活の裏で、川﨑さんは大きな試練にも直面していました。
- 1999年ドラフト4位で福岡ダイエーホークスに入団。
- 2006・2009年WBC日本代表として2大会連続の世界一に貢献。
- 2012年マリナーズと契約し、念願のメジャーリーグへ。
- 2013年ブルージェイズでメジャー定着。愛されキャラで人気を博す。
- 2017年古巣ソフトバンクに復帰。
- 2018年自律神経の不調などにより、ソフトバンクを退団。
- 2019年7月台湾プロ野球・味全ドラゴンズで選手兼客員コーチに。
- 2020年独立リーグ・栃木ゴールデンブレーブスに入団し、日本でプレー再開。
報道によれば、ソフトバンク復帰後に自律神経の不調などに見舞われ、2018年にチームを退団。この時期は本人にとっても苦しい時間だったようです。それでも川﨑さんは野球を諦めず、台湾、そして日本の独立リーグへと、プレーの場を求めて移っていきました。
04ムネリンが現役にこだわる理由
「引退しない」という生き方
多くの選手が30代で現役を退いていくなか、川﨑さんは40歳を超えても「引退しない」という姿勢を貫いています。NPBの一軍という大舞台にこだわるのではなく、台湾、独立リーグ、そして海外のリーグへと、純粋に「野球ができる場所」を求めて世界を回る。その姿は、勝ち負けや肩書きを超えた、野球そのものへの愛そのものです。
野球の楽しさを伝える存在に
川﨑さんは近年、子どもたちへの野球指導や講演活動にも力を入れています。「野球を通じて子どもたちの人生を豊かにする」というテーマで、技術だけでなく「人間力」の大切さを伝える活動を続けているのです。メジャーで言葉の壁を笑顔で越えてきた川﨑さんだからこそ語れる、コミュニケーションや前向きさの価値。それを次の世代に手渡そうとしています。
明るさは健在
苦しい時期を経ても、ムネリンの明るさは変わりません。SNSやイベントでのコメントは相変わらずユーモアたっぷりで、ファンを笑顔にしています。この「明るさ」こそが、どんな環境でも野球を続けられる川﨑さんの最大の武器なのでしょうね。
052026年現在の活動
海外リーグでもなお現役、MVPまで獲得
2026年現在も、川﨑さんは現役選手としてプレーを続けています。報道によれば、2025年シーズンは独立リーグの栃木でプレーする傍ら、中東・ドバイで開催される新興リーグ「ベースボール・ユナイテッド」にも参戦。チーム「ミッドイースト・ファルコンズ」の一員として高打率を残し、なんと初代MVPに選出されたといいます。44歳にして異国のリーグでMVP。これは本当にすごいことですよね。
2025年1〜2月にはカリビアンシリーズへ招待された日本選抜「ジャパンブリーズ」の一員としても出場した。 出典:各種スポーツ報道(2025年)
解説者・タレントとしての顔も
選手活動と並行して、川﨑さんは野球解説者・タレントとしての活動も広げています。2025年の日本シリーズでは地上波中継の解説を担当し、2026年のWBC関連でも解説者として活躍。あの独特の語り口とわかりやすい解説は、視聴者からも好評です。プレーヤー、指導者、解説者と、いくつもの顔を持ちながら野球と関わり続けています。
子どもたちへの野球教室
全国各地で子どもたち向けの野球教室やイベントにも精力的に参加しています。一流のプレーを見せるだけでなく、ムネリン流の明るさで子どもたちを夢中にさせる。野球の楽しさを次の世代に伝える活動は、川﨑さんのライフワークの一つになっています。
06まとめ
ホークスの黄金時代、メジャーでの愛されキャラ、そして自律神経の不調という試練。さまざまな経験を経て、川﨑宗則さんは2026年現在も「現役のプロ野球選手」として、世界を股にかけてプレーを続けています。
川﨑宗則 2026年現在まとめ
- 2020年から独立リーグ・栃木ゴールデンブレーブスでプレー
- 2025年は中東ドバイの新リーグに参戦し、初代MVPに選出
- カリビアンシリーズの日本選抜にも参加
- 44歳にして「引退しない」現役選手としての姿勢を貫く
- 2025年日本シリーズや2026年WBC関連で解説者としても活躍
- 子どもたちへの野球教室・講演など育成活動にも注力
- 持ち前の明るさとユーモアは健在
肩書きや舞台にこだわらず、「野球ができる場所」を求めて世界を回り続けるムネリン。その姿は、勝敗を超えて「好きなことを続ける」ことの尊さを教えてくれます。これからもどこかのグラウンドで、あの笑顔とともにバットを振っているはず。ムネリンの挑戦を、これからも応援していきたいですね。