「LOVEマシーン」の大ヒットで沸いたモーニング娘。の黄金期、センターでもサイドでもキラキラ輝いていた小柄なメンバー——そう、矢口真里さんを覚えている方は多いのではないでしょうか。グループ卒業後はバラエティの世界で司会やコメンテーターとして引っ張りだこになり、「女芸人並みに面白いアイドル」として独自のポジションを築いた人でした。一方で2013年の騒動でテレビから姿を消した記憶も鮮明で、「あの後、矢口さんって今どうしてるんだろう?」と気になっている方もいるはず。実は2026年現在、再婚して二児の母になりながら、テレビにYouTubeにと、かなり元気に活動しています。全盛期の活躍から今の姿まで、まるごとまとめました。

01矢口真里のプロフィール

本名
梅田 真里(うめだ まり)旧姓・矢口
生年月日
1983年1月20日(43歳)
出身地
神奈川県川崎市
身長
144cm
主な活動
タレント・司会者・コメンテーター・歌手
所属グループ
モーニング娘。(2期メンバー、3代目リーダー)
所属事務所
アップフロントクリエイト
代表曲
「LOVEマシーン」「恋愛レボリューション21」(グループとして)

2026年で43歳。あの「LOVEマシーン」の頃が10代だったと考えると、時の流れを感じますね。

02全盛期の活躍――モーニング娘。からバラエティの司会者へ

1998年、モーニング娘。2期メンバーとして加入

矢口真里さんがお茶の間に登場したのは1998年5月。保田圭さん、市井紗耶香さんとともに、追加メンバー(2期メンバー)としてモーニング娘。に加入しました。当時まだ15歳。身長144cmという小柄な体格ながら、ステージ上では誰よりも目立つ存在感とパフォーマンス力で、一気にグループの人気メンバーへと駆け上がっていきます。

ちょうど矢口さんが加入した直後、モーニング娘。は「LOVEマシーン」(1999年)の社会現象的な大ヒットで国民的グループへと飛躍。「日本の未来は(Wow Wow Wow Wow)」のフレーズを口ずさんだ方も多いはず。続く「恋愛レボリューション21」など、ハロー!プロジェクト黄金期のど真ん中で、矢口さんは中心メンバーの一人として活躍しました。

「キレキャラ」で見せた表現力とトーク

矢口さんの魅力は、歌やダンスだけにとどまりませんでした。バラエティ番組での回転の速いトーク、ツッコミのうまさ、そして時に見せる「キレキャラ」とも呼ばれた感情豊かなリアクション。アイドルでありながら、お笑い芸人さながらの瞬発力を持っていたのが矢口さんの最大の個性でした。

小柄で愛らしいルックスと、毒も込みのトークのギャップ。このバランス感覚が、グループの中でも独特のポジションを確立させたんですね。

サブリーダー、そして3代目リーダーへ

グループ内での信頼も厚く、2003年には保田圭さんの卒業を受けて2代目サブリーダーに就任。さらに2005年1月には飯田圭織さんの後を継ぎ、3代目リーダーに就任します。加入から約7年、グループを背負って立つ立場にまで上り詰めました。歴代メンバーの中でも、矢口さんのまとめ役としての評価は高いものでした。

卒業後、バラエティの司会者として開花

矢口さんがその才能を本格的に爆発させたのは、むしろグループ卒業後でした。タレント・司会者として数々のバラエティ番組やワイドショーに出演し、コメンテーターとしても重宝される存在に。ハキハキとした物言いと的確なコメント、そして自分をネタにできる潔さで、「アイドル出身」という枠を軽々と超えていきました。

『ヒルナンデス!』の金曜レギュラーを務めるなど、お昼の顔としても定着。アイドルからマルチタレントへの転身を、これほど鮮やかに成功させた人も珍しいと言えるでしょう。

03転機――2013年の騒動と活動自粛

順風満帆に見えた矢口さんのキャリアですが、2013年に大きな転機を迎えます。ここからの一連の出来事は、ファンにとっても本人にとっても、相当につらい時期だったと思います。

  • 1998年5月15歳でモーニング娘。に2期メンバーとして加入。グループ黄金期の中心メンバーに。
  • 2005年1月3代目リーダーに就任。同年4月にグループを脱退し、ソロ・タレント活動へ。
  • 2012年俳優の中村昌也さんと結婚。バラエティ・司会業で活躍のピークを迎える。
  • 2013年6月私生活をめぐる報道が世間を騒がせ、レギュラー番組をすべて降板。
  • 2013年10月所属事務所が無期限の芸能活動休止を発表。テレビから完全に姿を消す。
  • 2014年10月約1年5か月の自粛を経て、『情報ライブ ミヤネ屋』への生出演で芸能活動を再開。
  • 2018年梅田賢三さんと再婚。翌2019年に第1子(長男)を出産。
  • 2021年10月第2子(次男)を出産。二児の母として活動を続ける。

2013年の報道は連日ワイドショーを賑わせ、矢口さんはすべてのレギュラー番組を降板。雑誌の連載なども次々と打ち切りになり、メディアからその姿が消えました。同年10月には事務所が正式に無期限の活動休止を発表しています。当時、世間からの逆風はかなり激しいものでした。

ただ、この騒動を「茶化される対象」として消費されながらも、矢口さんはそこで芸能界を去る選択をしませんでした。その後の歩みについては、次の章で詳しく見ていきましょう。

04逆境からの復帰――再婚と母としての歩み

約1年5か月の自粛、そして復帰

活動休止から約1年5か月後の2014年10月、矢口さんは『情報ライブ ミヤネ屋』への生出演で活動を再開しました。世間の風当たりが強い中での復帰会見は、緊張感に満ちたものでした。バラエティ番組のひな壇に戻ってからも、しばらくは自身の過去をいじられ続ける日々。普通なら心が折れてもおかしくない状況です。

それでも矢口さんは、自分に向けられた批判やいじりを正面から受け止め、ときに自ら過去を笑いに変えていきました。後年のインタビューでは、当時を振り返って「キツかった」と率直に語っています。そのうえで芸能界を引退しなかった理由についても、自分の言葉で説明する姿勢を見せています。

再婚、そして二児の母に

私生活でも矢口さんは新たな一歩を踏み出します。2018年、元モデルの梅田賢三さんと再婚。2019年に第1子となる長男を、2021年10月には第2子となる次男を出産し、二児の母となりました。

仕事と子育てを両立させながら、テレビ出演やイベント、ネット番組へと活動の幅を広げていく矢口さん。かつての「キレキャラ」のイメージに、母としての穏やかさや等身大の親しみやすさが加わり、トークにも新しい深みが出てきました。

「初ものまね」で見せた新境地

復帰後の矢口さんの挑戦として話題になったのが、ものまねです。2023年1月に放送されたフジテレビ『ものまね師弟バトル MANE-1』に出演し、約1か月の特訓を経て人生初というものまねを披露。これがクオリティの高さで大きな反響を呼び、モーニング娘。OGや現役メンバーからも「凄かった」「感動でした」と称賛の声が上がりました。

40歳を過ぎてから新しいことに本気で挑戦して、しっかり結果を出す。このバイタリティこそ、矢口さんがずっと第一線に居続けられる理由なのかもしれませんね。

052026年現在の活動

テレビのレギュラー番組で安定の活躍

2026年現在、矢口真里さんはテレビのバラエティ番組で精力的に活動しています。TOKYO MXの『RINGAKU〜アイドル学園バラエティ〜』にレギュラー出演しているほか、同局の番組ではMCも担当。地上波の『有吉クイズ』(テレビ朝日系)にも複数回出演するなど、ひな壇でもMCでもこなせる安定感で、バラエティ番組から重宝され続けています。

アイドル文化やハロー!プロジェクトへの深い知識、そして自身の浮き沈みを含めた豊富な経験は、トークの説得力につながっています。若手アイドルを扱う番組では、先輩としての目線で語れるのも矢口さんならではの強みですね。

YouTube「やぐてじチャンネル」で素の魅力を発信

矢口さんは、タレントの手島優さんと一緒に公式YouTubeチャンネル「矢口真里と手島優のやぐてじチャンネル」を運営しています。気の置けない二人の生配信やトークが中心で、テレビとはまた違った素の表情やぶっちゃけトークが楽しめると人気です。

ライブ配信ではファンとリアルタイムでやり取りする場面も多く、テレビでは見せない自然体の矢口さんに出会えるのが魅力。地上波とネットの両方で、それぞれに合ったキャラクターを使い分けられるのも、長年バラエティで培ってきた経験のなせる技でしょう。

Instagramで見せる、等身大の今

矢口さんは公式Instagram(@mariyaguchi_official)でも近況を発信しています。フォロワーは十数万人規模で、仕事の告知から日常の何気ない写真まで、飾らない投稿が並びます。再婚・出産を経た現在の姿に対しては、SNS上で「ビジュ爆発してる」「最近かわいいが増してる」といった声も寄せられているほど。

自撮りや近影の投稿には「今こんな感じなの!?」「表情が最高」といった反響が相次いでいる。 出典:西スポWEB OTTO!(2025年)

10代でデビューした人が、43歳になった今もこうしてファンと近い距離で発信を続けている。考えてみると、なかなかすごいことですよね。本人のInstagramでは、最新の活動やプライベートの一コマがこまめに更新されています。

バースデーイベントやステージにも

矢口さんは、自身のバースデーを記念したリサイタル・イベントなども開催しています。2025年1月には誕生日を記念したリサイタルを東京で開催するなど、歌手としてのルーツに立ち返ってファンと直接触れ合う場も大切にしているようです。テレビ、ネット、そしてステージと、活動のフィールドを幅広く持っているのが2026年の矢口さんの姿です。

06まとめ

モーニング娘。のリーダーとして、そしてバラエティの名司会者として一時代を築いた矢口真里さん。2013年の騒動で大きな逆風にさらされながらも、芸能界を去ることなく、自分の力で居場所を取り戻してきました。2026年現在は再婚して二児の母となり、テレビ・YouTube・SNSを舞台に、等身大の魅力で活躍を続けています。

矢口真里 2026年現在まとめ

  • 1998年加入のモーニング娘。2期メンバー、3代目リーダーを務めた
  • 卒業後はバラエティの司会・コメンテーターとして活躍の幅を広げた
  • 2013年の騒動で活動休止も、約1年5か月で復帰
  • 2018年に梅田賢三さんと再婚、2019年・2021年に出産し二児の母に
  • 2023年には人生初のものまねに挑戦し高評価を獲得
  • 2026年現在もTOKYO MXや地上波バラエティにレギュラー出演中
  • YouTube「やぐてじチャンネル」やInstagramでも素の魅力を発信

栄光も逆風も、すべてをひっくるめて自分のキャラクターに変えてきた矢口さん。43歳になった今も、その持ち前のトーク力と打たれ強さで第一線を走り続けています。これからどんな姿を見せてくれるのか、引き続き応援していきたいですね。