「サイレントマジョリティー」で鮮烈なデビューを飾った欅坂46の1期生、今泉佑唯さん。センターの平手友梨奈さんの隣で、芯のある表情とパフォーマンスを見せていた姿を覚えている方も多いのではないでしょうか。グループ卒業後は女優・モデルとして活躍していましたが、2022年に突然「芸能界引退」を発表。ファンに大きな衝撃を与えました。ところが2025年、今泉さんは再び表舞台へと帰ってきます。「もう戻らない」と思っていた人ほど驚いたこの復帰劇。2026年現在、今泉佑唯さんがどんな活動をしているのか、全盛期から引退、そして再出発までを丁寧にまとめました。

01今泉佑唯のプロフィール

本名
今泉 佑唯(いまいずみ ゆい)
生年月日
1998年9月30日(27歳)
出身地
神奈川県
身長
153cm
主な活動
女優・タレント・モデル・歌手
元所属グループ
欅坂46(1期生)
所属事務所
seju
代表作
「サイレントマジョリティー」(欅坂46)

2026年で27歳。10代でアイドルとしてデビューした人が、引退を経て20代後半で再出発しているというのは、なかなか珍しいキャリアですよね。

02全盛期の活躍――欅坂46からのスタート

「サイレントマジョリティー」での鮮烈デビュー

今泉佑唯さんが世に知られるようになったのは、2015年。欅坂46(当時は「鳥居坂46」として発表)の1期生オーディションに合格したことがきっかけでした。翌2016年4月、1stシングル「サイレントマジョリティー」でCDデビュー。社会への反骨をテーマにした楽曲と、平手友梨奈さんを中心とした凛々しいパフォーマンスは、それまでのアイドル像を覆すものとして大きな話題を呼びました。

このデビュー曲はオリコン週間1位を獲得し、欅坂46はいきなり国民的グループへと駆け上がっていきます。今泉さんはそのフロントメンバーの一人として、デビューの瞬間からグループの顔ぶれに名を連ねていました。

「ゆいちゃんず」での人気

今泉さんの人気を語るうえで外せないのが、同じ1期生の小林由依さんと組んだユニット「ゆいちゃんず」です。同じ「ゆい」という名前の二人によるこのユニットは、欅坂46のなかでもファンから特に愛され、ライブでも定番の存在に。シリアスな世界観の多い欅坂46において、ゆいちゃんずの楽曲はどこか可愛らしく、ほっとさせてくれる人気コンビでした。

歌唱力にも定評があり、グループのなかでも安定したボーカルとして楽曲を支えていた印象を持っている方も多いはずです。ライブでのソロパートを任される場面も多く、表現者としての評価は早くから高いものがありました。

バラエティでも光った素の魅力

欅坂46は楽曲こそシリアスな世界観で知られていましたが、メンバーがバラエティ番組に出演する機会も少なくありませんでした。今泉さんはそうした場面で、ステージ上のクールな表情とは打って変わった、おっとりとした天然の一面を見せることがあり、そのギャップがファンの心をつかみました。可愛らしく親しみやすい素のキャラクターは、楽曲のかっこよさとはまた違う魅力として支持を集めていたのです。

体調との両立に苦しんだ活動期間

華やかに見えた欅坂46時代ですが、今泉さんにとっては心身ともに負荷の大きい時期でもありました。活動中には体調面の不調から活動を休止する期間があり、「心身のバランスが取れず活動休止」とメディアで報じられたこともあります。

トップグループの一員として走り続けるプレッシャーは、外から見える以上に大きかったのでしょう。それでも復帰してステージに立ち続けた姿勢には、芯の強さがうかがえます。

03引退までの歩み

2018年11月、今泉さんは欅坂46を卒業します。グループを離れた後は女優・モデルへと活動の軸を移し、ドラマや映画、ファッション誌などで新たなキャリアを築いていきました。アイドル時代とはまた違う、落ち着いた魅力で支持を広げていた時期です。

ところが2022年10月、今泉さんは公式ブログで芸能界からの引退を発表。ファンにとっては寝耳に水の出来事でした。

  • 2015年8月欅坂46(当時の名称で発表)1期生オーディションに合格。
  • 2016年4月1stシングル「サイレントマジョリティー」でCDデビュー。フロントメンバーとして活躍。
  • 2018年11月欅坂46を卒業。以降は女優・モデルとして活動。
  • 2022年10月公式ブログで芸能界引退を発表。表舞台から姿を消す。
  • 2025年3月集英社オンラインのインタビューで芸能界復帰を表明。
  • 2025年4月マネジメント会社に所属し、オフィシャルサイトとInstagramを開設。
  • 2025年10月芸能事務所「seju」への所属を発表。

引退の理由について、今泉さんは復帰後のインタビューで、当時プライベートが脅かされるような出来事があったことを明かしています。報道によると、自宅のドアノブをガチャガチャされるなど身の危険を感じる状況があり、「生きることに必死だった」と振り返っています。この話は次の章でもう少し丁寧に触れます。

04電撃復帰の舞台裏

「生きることに必死だった」引退期間

2022年の引退から復帰までの約2年半、今泉さんが何を考え、どう過ごしていたのか。復帰後の各種インタビューで、本人が少しずつ語っています。

集英社オンラインやVOCEのインタビューによると、引退当時の今泉さんは、芸能活動を続けることそのものが難しいほど追い詰められていたといいます。報道では、身の危険を感じる出来事があり、心身を守るために一度すべてから離れる必要があったと伝えられています。きらびやかなイメージの裏で、本人が抱えていた苦しさは相当なものだったのでしょう。

生きることに必死だった――。 出典:VOCE 今泉佑唯 特別インタビュー

こうした言葉からは、復帰が「華やかな世界へのカムバック」というより、長い回復のプロセスを経たうえでの一歩だったことが伝わってきます。シリアスな経緯だけに、ここは茶化さず受け止めたいところです。

2025年3月、復帰宣言

そんな今泉さんが芸能界への復帰を表明したのが、2025年3月18日。集英社オンラインのインタビュー記事を通じて、再び表舞台に立つことを明らかにしました。その後、同年3月29日には静岡放送(SBSラジオ)の番組出演が発表され、活動を本格的に再スタートさせます。

引退から復帰までの心境の変化を、自分の言葉で率直に語ったこの復帰宣言は、かつてのファンに「おかえり」と迎えられました。一度離れたからこそ見えたもの、取り戻したかったものがあったのだと思います。

事務所所属とSNS開設

2025年4月、今泉さんはマネジメント会社に所属し、オフィシャルサイトとInstagramを同時に開設。本格的な活動再開の体制を整えました。その後、同年10月6日には芸能事務所「seju」への所属を発表しています。

復帰にあたり今泉さんは「一つひとつのお仕事を丁寧に」という姿勢を語っており、かつてのトップアイドルとして駆け抜けた時期とは異なる、地に足のついたペースで活動を再構築しようとしている様子がうかがえます。

052026年現在の活動

映画「お別れの歌」に出演

2026年の今泉さんの活動でまず注目したいのが、映画「お別れの歌」への出演です。2026年4月17日に公開されたこの作品で、今泉さんは葬儀場で働く主人公の恋人・歌川ハルコ役を演じています。

物語は、生きることに無気力になっていた青年が、末期がんだと思い込んだ祖父の「人捜しの旅」に恋人とともに同行するというもの。別れを準備するはずの旅が、やがて「まだ生きている今」を見つめ直す旅へと変わっていく――そんな、おかしさとあたたかさの同居した人間ドラマです。引退と復帰を経験した今泉さんが、「生きること」をテーマにした作品で復帰後の本格的なスクリーン出演を果たしたというのは、なんとも感慨深いものがありますね。

ドラマ・配信番組への出演

復帰後の今泉さんは、ドラマやWeb番組にも活動の幅を広げています。2026年放送のテレビ東京系ドラマ「人は見た目じゃないと思ってた。」では森ひとみ役を担当。ABEMAのWeb番組「秘密のママ園」など、配信プラットフォームの番組にも顔を出しています。

地上波・配信の両方でコンスタントに出演を重ねているあたり、復帰がしっかり軌道に乗っていることがわかります。アイドル時代に培った表現力に、引退期間を経て深まった人間的な厚みが加わり、女優としての説得力が増しているという声も聞かれます。一度キャリアを途切れさせた人がこれだけ自然に役者の現場へ戻れているのは、地道に信頼を積み直してきた結果なのでしょう。

Podcastとイベント、音楽活動

今泉さんは、お笑いコンビ・オテンキののりさんとともにPodcast「今泉佑唯・オテンキのりの私たちをエコパアリーナに連れてって‼︎」にレギュラー出演中。トークでも持ち味を発揮しています。

ファッション分野でも存在感を見せており、「Rakuten GirlsAward 2026 SPRING/SUMMER」にモデルとして出演。雑誌「CARトップ」2026年2月号の表紙を飾るなど、メディア露出も増えています。さらに復帰後は音楽活動も再開し、歌声を生かした新曲の配信なども行っています。アイドル・女優・モデル・歌手と、もともと持っていたマルチな才能を改めて発揮しているのが2026年の今泉さんです。

復帰からまだ日が浅いにもかかわらず、これだけ多方面の仕事が舞い込んでいるのは、ブランクを感じさせない確かな実力と、引退前から続くファンの根強い支持があってこそ。トップアイドルとしての経験値に、回り道をしたぶんの人生経験が重なって、今の今泉さんならではの幅が生まれているように見えます。

SNSで等身大の発信

復帰にあわせて開設したInstagram(@yui__imaizumi)やX(@yuuui_imaizumi)では、日々の些細な出来事や仕事の告知を等身大の言葉で発信しています。趣味は料理とママチャリでの旅、特技は収納というプロフィールからも、肩の力の抜けた今の今泉さんらしさが伝わってきますね。アイドル時代のキラキラした発信とはまた違う、素の魅力に触れられる場になっています。

06まとめ

欅坂46の1期生として鮮烈なデビューを飾り、一度は芸能界を去った今泉佑唯さん。その引退には本人にしか分からない苦しさがありましたが、2025年の復帰を経て、2026年現在は映画・ドラマ・モデル・音楽と、再び多方面で活動を広げています。

今泉佑唯 2026年現在まとめ

  • 2022年10月に芸能界を引退、約2年半の活動休止を経験
  • 2025年3月に復帰を表明し、4月にSNSとオフィシャルサイトを開設
  • 2025年10月から芸能事務所「seju」に所属
  • 2026年4月公開の映画「お別れの歌」に歌川ハルコ役で出演
  • テレビ東京ドラマ「人は見た目じゃないと思ってた。」などにも出演
  • Podcastレギュラーやファッションイベント、音楽活動も再開
  • InstagramやXで等身大の発信を続けている

一度立ち止まり、自分のペースを取り戻したうえで戻ってきた今泉佑唯さん。「一つひとつのお仕事を丁寧に」という言葉どおりの、無理のない再出発のように見えます。かつてのファンも、最近知った人も、これからの今泉さんの歩みを温かく見守っていきたいですね。