「Real Face」でミリオンヒットを飛ばしたKAT-TUNの一員として、2000年代のジャニーズ人気を支えた田口淳之介さん。2016年にグループを脱退し、2019年には大麻取締法違反での逮捕・執行猶予判決という大きな出来事もありました。あれから月日が流れ、2026年の今、田口さんはプロ雀士、飲食店プロデューサー、そして俳優として、かつてとは違う形で第一線に立ち続けています。今回は田口淳之介さんの全盛期から現在までを振り返ります。

01田口淳之介さんのプロフィール

本名
田口 淳之介(たぐち じゅんのすけ)
生年月日
1985年11月29日(2026年7月現在40歳)
出身
愛知県名古屋市生まれ、神奈川県相模原市育ち
身長
180cm
血液型
AB型
所属
フリー(2016年ジャニーズ事務所退所)
元グループ
KAT-TUN(2001年結成〜2016年脱退)
現在の活動
歌手、俳優、プロ雀士(日本プロ麻雀協会)、飲食店プロデューサーなど

一言で表すなら「肩書きを一つに絞らない生き方を貫く人」。ジャニーズのトップアイドルから麻雀プロ、飲食店経営者、俳優へと、時代ごとに自分の居場所を作り直してきた田口さんの歩みは、芸能界でも珍しい部類に入るかもしれません。

02KAT-TUN時代の全盛期――ミリオンヒットとカリスマ性

デビュー前から人気を博した稀有な存在

田口さんは1999年5月にジャニーズ事務所へ入所し、亀梨和也さん、赤西仁さん、田中聖さん、上田竜也さん、中丸雄一さんとともに2001年にKAT-TUNを結成しました。CDデビューは2006年3月22日、スガシカオさんが作詞、B’zの松本孝弘さんが作曲を手がけたシングル「Real Face」で、いきなり104.6万枚のミリオンヒットを記録します。デビュー前から絶大な人気を誇っていたグループとして知られ、田口さんもその中心メンバーの一人でした。

グループのムードメーカーとして

6人組時代のKAT-TUNにおいて、田口さんは持ち前の明るいキャラクターと親しみやすさでファンから愛される存在でした。バラエティ番組でのトークやMCでも実力を発揮し、アイドルとしてだけでなくタレントとしての引き出しの多さも武器にしていました。

音楽性の広がりと個人活動

グループ活動と並行して、ソロでの音楽活動にも取り組み、シンガーソングライター的な一面も見せていました。ドラマ出演の機会も多く、2000年代後半から2010年代前半にかけては、アイドルの枠を超えた活動を模索していた時期でもあります。

03脱退、そして大麻取締法違反での逮捕

田口さんは2015年11月24日、2016年春をもってKAT-TUNを脱退し、ジャニーズ事務所も退所することを発表しました。脱退にあたっては「リアルな30歳の田口淳之介という人生を歩きたかった」という趣旨の言葉を残しており、アイドルとしての枠組みを離れ、一人のアーティスト・タレントとして活動していく道を選んだ形でした。

しかし2019年5月22日、田口さんは交際相手の女優・小嶺麗奈さんとともに大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕されるという大きな出来事に見舞われます。6月5日に東京地方検察庁により起訴、6月7日に保釈され、7月11日の初公判では起訴内容を認めました。検察側は懲役6か月を求刑し、10月21日の判決公判で、裁判官は「前科の無い2人が使用する目的で少量の大麻を所持した」と指摘した上で、「事実を認めて反省し、入手ルートを供述した」ことなどを量刑理由として挙げ、懲役6か月・執行猶予2年の判決を言い渡しました。

  • 2015年11月KAT-TUN脱退・ジャニーズ事務所退所を発表
  • 2016年3月正式にKAT-TUNを脱退
  • 2019年5月大麻取締法違反の疑いで逮捕、その後起訴
  • 2019年10月懲役6か月・執行猶予2年の判決が確定
  • 2022年3月日本プロ麻雀協会21期前期生プロテストに合格
  • 2023年12月プロデュースするビストロレストラン「Junno's Table」渋谷店をオープン

逮捕当時、田口さんは自身の楽曲を自主回収するなど、けじめをつける対応を取りました。一時は「僕ってもうテレビとか出れないと思うんです」と偽らざる心境を語っていたと報じられており、芸能活動の継続自体が不透明な時期もあったようです。

04どん底からの再起――なぜ活動を続けられたのか

執行猶予判決の後、田口さんは歌手活動を再開し、ABEMAのバラエティー番組やニュース番組への出演など、着実に仕事を増やしていきました。文春オンラインのインタビューでは、活動再開にあたって実業家・堀江貴文さんの言葉に影響を受けたことを明かしており、既存の芸能界の枠組みにこだわらず、自分の得意分野を複数持って生きていく方向性を模索していたことがうかがえます。

そうした中で本格化させたのが、10代の頃から親しんできた麻雀です。文春オンラインの取材によれば、田口さんはKAT-TUN在籍時代から雀荘に通っていたものの「全然バレませんね」と振り返っており、麻雀は長年の個人的な趣味でもありました。2022年3月、日本プロ麻雀協会21期前期生のプロテストに合格し、正式にプロ雀士としてのキャリアをスタート。麻雀の店舗にゲスト出演したり、配信番組で対局を披露したりと、新たなフィールドで着実に実績を積み重ねていきました。

さらに2023年12月には、自身がプロデュースするビストロレストラン・カフェ「Junno’s Table」を渋谷にオープン。飲食業のプロデュースという新しい肩書きも加わり、ミュージシャン、麻雀プロ、ポーカープレイヤー、飲食店経営者と、複数の顔を持つマルチな活動スタイルを確立していきました。

俳優業についても、大麻事件から4年が経った時期に10年ぶりとなる主演舞台『雨。今、君は』に出演するなど、着実に活動の幅を広げています。週刊女性PRIMEの取材では、自身の逮捕歴に触れる「不謹慎ギャグ」を舞台上で披露するなど、過去と向き合いながら前を向く姿勢も見せていました。

052026年現在の田口淳之介さん――麻雀プロ・経営者・俳優

SNSアカウントの削除とその真意

2026年3月9日、田口さんの公式X(@junnosuke_tag)とInstagram(@junnosuke_official)が同時にアクセス不能となり、一部で「また逮捕か」という不安の声も広がりました。しかし田口さんはその後、自身のYouTubeチャンネルを更新してこの件について説明し、「不祥事ではまったくありません」と明言。オリコンニュースの報道によれば、削除の理由について次のように語っています。

インスタグラム含め、SNSを情報発信の場として、やるべきコンテンツと思ったんですがそれよりも良く見せられる媒体もあるんじゃないか 出典:ORICON NEWS 2026年3月

つまり、XとInstagramをやめたのは不祥事や活動休止ではなく、発信の軸をYouTubeやTikTokといった動画プラットフォームに移すための戦略的な判断だったということです。

YouTube・TikTokを軸にした発信

現在、田口さんはYouTubeチャンネル「田口淳之介official」で日々の活動を発信しており、2026年3月時点でのチャンネル登録者数はおよそ1.45万人。あわせてTikTokアカウント(@junnosuke1129)ではおよそ10万人のフォロワーを抱え、麻雀や日常の様子など幅広いコンテンツを投稿しています。2026年4月には美容系YouTubeチャンネル「ビューティースタジアム」に出演し、若返りのための美容施術を受ける様子を公開するなど、これまでとは違った切り口での露出も増やしています。

麻雀・俳優・ライブと多方面での活動

プロ雀士としての活動も継続しており、大会出場や配信番組への出演を続けています。俳優業では2025年から2026年にかけて放送予定のドラマ「欲しがり女子と、訳あり男子。」への出演も予定されており、演技の分野でも存在感を示しています。音楽活動では2026年5月にトーク&ライブイベントの開催が発表され、7月19日には沖縄コンベンションセンター展示場でのコンサートも予定されているなど、歌手としてのライブ活動も精力的に行っています。飲食店プロデュースについても継続しており、渋谷の「Junno’s Table」は複数の顔を持つ田口さんの活動を象徴する場所の一つとなっています。

06まとめ

KAT-TUNのミリオンヒット「Real Face」で一時代を築いたアイドルから、脱退、そして大麻取締法違反での逮捕・執行猶予判決という大きな挫折を経験した田口淳之介さん。しかし歌手活動を再開させ、麻雀プロ、飲食店経営、俳優業と、複数の肩書きを重ねながら独自のポジションを築いてきました。2026年の今は、XとInstagramを離れてYouTubeとTikTokを軸にした発信に切り替えつつ、ライブ、ドラマ出演、麻雀の大会と、まさに八面六臂の活躍を続けています。

田口淳之介さん 2026年現在まとめ

  • 元KAT-TUNメンバー。2016年脱退、2019年に大麻取締法違反で逮捕・執行猶予判決
  • 判決後、歌手活動を再開しABEMA番組などにも出演
  • 2022年に日本プロ麻雀協会のプロテストに合格、プロ雀士として活動
  • 2023年、渋谷にビストロレストラン「Junno's Table」をプロデュース・オープン
  • 2026年3月、公式X・Instagramを削除しYouTube・TikTok中心の発信に転換
  • ドラマ「欲しがり女子と、訳あり男子。」出演、コンサート開催など多方面で活動継続

アイドルという枠を離れてからも、決して活動を止めることなく、むしろ肩書きを増やし続けてきた田口淳之介さん。過去の出来事と真摯に向き合いながら、麻雀・飲食・演技・音楽と幅広いフィールドで挑戦を続ける姿は、これからも注目していきたいところです。