すらりとした長身に甘いマスク、「仮面ライダーカブト」の天道総司として「天の道を往き、総てを司る男」と決めゼリフを放っていた水嶋ヒロさん。「花ざかりの君たちへ」でも王道イケメンとして女性ファンを夢中にさせ、人気絶頂のなか歌手の絢香さんと結婚して世間をあっと言わせました。ところがその後、小説「KAGEROU」での受賞を機に芸能の表舞台からスッと姿を消してしまい、「最近まったく見ないけど、今は何してるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。実は今、水嶋さんは俳優の枠を飛び越え、実業家・投資家として全く別のフィールドで活躍しています。2026年現在の水嶋ヒロさんの「今」を、全盛期から丁寧に振り返っていきましょう。
01水嶋ヒロのプロフィール
- 本名
- 齋藤 智裕(さいとう ともひろ)
- 生年月日
- 1984年4月13日(42歳)
- 身長・血液型
- 180cm・AB型
- 出身・学歴
- 幼少期をスイスで過ごす/慶應義塾大学環境情報学部(SFC)卒業
- 主な活動
- 俳優・小説家・実業家・投資家
- 代表作
- 「仮面ライダーカブト」「花ざかりの君たちへ」
- 受賞歴
- 第33回日本アカデミー賞 新人俳優賞/第5回ポプラ社小説大賞
- 家族
- 2009年に歌手・絢香さんと結婚、2児の父
高校時代はサッカーで全国大会上位に進出した経歴の持ち主で、文武両道のうえに慶應SFC卒というスペックの高さも当時から話題でした。なんとも完璧すぎる経歴ですよね。
02全盛期の活躍――王道イケメン俳優の登場
モデルから俳優へ――鮮烈なデビュー
水嶋ヒロさんは慶應義塾大学在学中にモデルとして活動を始め、2005年に俳優デビューを果たします。長身に整った顔立ち、そして気品のある立ち居振る舞いで、デビュー当初から「次世代の正統派イケメン」として一気に注目を集めました。当時はファッション誌の誌面でもよく見かけた方で、「なんだこのかっこいい人は」とテレビや雑誌で釘付けになった記憶のある方も多いのではないでしょうか。
学業も本格的にこなしながら芸能活動を両立させていたあたり、もともとマルチに動ける才能の持ち主だったことがうかがえます。
「仮面ライダーカブト」天道総司役で大ブレイク
水嶋さんの名前を全国区にしたのが、2006年放送の特撮ドラマ「仮面ライダーカブト」です。主人公・天道総司/仮面ライダーカブト役を演じ、「天の道を往き、総てを司る男」「おばあちゃんが言っていた」という名台詞とともに、ナルシストだけれど芯のある主人公像を確立しました。
仮面ライダーシリーズは若手俳優の登竜門として知られていますが、水嶋さんはまさにそこから羽ばたいたスターのひとり。クールでキザなのにどこか憎めない天道総司は、子どもから大人まで幅広い世代に強烈な印象を残しました。この役が今もなお「水嶋ヒロといえばカブト」と語り継がれる代表作になっています。
「花ざかりの君たちへ」で女性ファンを席巻
2007年には学園ドラマ「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜」に出演。男子校を舞台にしたきらびやかな世界観のなかで、水嶋さんはクールな先輩・難波南役を好演し、女性ファンを大いに沸かせました。
イケメン俳優がずらりと並ぶ作品のなかでも一際存在感を放っていた水嶋さん。さらに俳優としての評価も着実に高まり、出演作での演技が認められて第33回日本アカデミー賞の新人俳優賞も受賞しています。ルックスだけでなく、きちんと演技でも結果を残していたのがこの時期の水嶋さんでした。
03KAGEROU受賞と芸能活動休止という転機
人気俳優として順風満帆に見えた水嶋さんですが、ここから人生が大きく動き出します。
まず2009年、人気絶頂だった水嶋さんは歌手の絢香さんとの結婚を発表。絢香さんがバセドウ病の治療に専念するなか、「支えるパートナーになりたい」という思いから結婚を決めたと語っており、世間からは祝福と驚きが入り混じった大きな反響がありました。
そして2010年、水嶋さんは齋藤智裕名義で執筆した小説「KAGEROU」で第5回ポプラ社小説大賞を受賞します。高額賞金で知られる賞でしたが、水嶋さんは賞金2000万円を辞退。この受賞をめぐっては「有名人だから受賞できたのでは」といった疑問の声も上がり、賛否を呼ぶ騒動に発展しました。当時相当なバッシングにさらされたことは、本人も後に振り返って語っています。
同じ2010年に所属していた事務所・研音を退社。一部メディアでは「芸能界引退」と報じられましたが、水嶋さん本人は引退を明確に否定しており、あくまで活動の比重を変える「休止」だったというのが実際のところです。とはいえ、その後しばらくメディアへの露出はほとんどなくなり、お茶の間からは姿を消した格好になりました。
- 2005年俳優デビュー。モデル活動を経て映像作品に進出する。
- 2006年「仮面ライダーカブト」で天道総司役を演じ全国区の人気を獲得。
- 2007年「花ざかりの君たちへ」に出演し女性ファンを席巻。
- 2009年歌手・絢香さんと結婚を発表。同年、自身の会社A stAtionに関わる事業も動き出す。
- 2010年小説「KAGEROU」で第5回ポプラ社小説大賞を受賞、賞金は辞退。事務所・研音を退社。
- 2016年株式会社3rd i connectionsを設立、上場企業じげんのCLOにも就任する。
04俳優から実業家・投資家への転身
表舞台から姿を消した水嶋さんが、その間ずっと隠居していたかというと、まったく逆でした。実はこの時期、ビジネスの世界で着々とキャリアを築いていたのです。
複数の会社を経営する経営者へ
水嶋さんは芸能活動と並行する形で2009年に株式会社A stAtionに関わり、コンテンツの企画・制作などを手がけてきました。さらに2016年には、芸能以外の活動を広げるために株式会社3rd i connectionsを設立し、代表を務めています。一人の俳優というより、いくつもの会社に関わる経営者へと立場を変えていったわけですね。
上場企業の役員という顔
ビジネスマンとしての水嶋さんを象徴するのが、東証上場企業である株式会社じげんのCLO(Chief Lifestyle Officer/チーフ・ライフスタイル・オフィサー)就任です。「自分らしい生き方を選択できる社会の実現」をテーマに、事業や組織づくりに関わってきました。元人気俳優が上場企業の役員に名を連ねるという経歴は、芸能界でもかなり異色の存在と言えるでしょう。
投資家・ブランドプロデューサーとしての活動
水嶋さんは国内外のベンチャー企業に出資するエンジェル投資家としても活動しています。さらにヘアケア・ボディケアのD2Cブランドの開発・展開にも携わっており、自身の公式プロフィールでも「投資家」「2児の父」といった肩書を掲げています。俳優時代に培ったブランディングのセンスを、そのままビジネスに活かしているような印象です。芸能界で得た知名度に頼るのではなく、実力で別フィールドに居場所を作ったのは見事ですよね。
052026年現在の活動
先に結論をお伝えすると、2026年現在の水嶋ヒロさんは俳優業からは距離を置き、実業家・エンジェル投資家として活動の軸足を移しています。妻・絢香さんとは2009年の結婚以来円満で、2人の娘さんと暮らす家庭人でもあります。それでは、いよいよ気になる「今」を見ていきましょう。
実業家・投資家として多忙な日々
2026年現在も、水嶋さんの軸足は実業家・投資家としての活動にあります。複数の会社の経営に携わりながら、投資やブランドプロデュース、そして子育てにも力を注ぐ「ビジネスマン兼イクメン」という生き方を続けているようです。
象徴的だったのが、2025年10月に約2年ぶりとされる近影が公開され、SNSで大きな話題になったことです。実業家仲間のSNS投稿やご自身のInstagramに登場した姿は、かつてのスリムで端正なイケメン像から一転、鍛え上げられたマッチョな体躯にあご髭をたくわえたワイルドな雰囲気。「これが本当にあの天道総司!?」「格闘家みたい」と驚く声が相次ぎました。長女との2ショットも公開され、「もう絢香と10センチしか違わない」とお子さんの成長に触れる一幕もありました。
俳優としての完全復帰については慎重な姿勢とされ、長期の撮影スケジュールを要する作品より、現在のライフスタイルと両立できる関わり方を望んでいるようだと報じられています。
「仮面ライダーカブト」20周年で高まる復帰待望論
そんな水嶋さんに2026年、再び大きな注目が集まっています。きっかけは代表作「仮面ライダーカブト」の放送20周年です。SNSやメディアでは、天道総司を演じた水嶋さんの俳優カムバックを望む声が一気に高まりました。
『仮面ライダーカブト』の放送20周年を記念し、天道総司を演じた水嶋ヒロの“俳優カムバック”を望む声が高まっている。現在はロン毛にあご髭のワイルドな実業家路線を歩んでいる。 出典:SmartFLASH(Yahoo!ニュース)2026年
20年経ってもなお復帰を待ち望まれるというのは、それだけ天道総司という役柄が多くの人の心に刻まれている証拠でしょう。水嶋さん本人がどう応えるのか、ファンの期待が膨らんでいます。
完全新作「仮面ライダーカブト 20th 天を継ぐもの」の話題
その流れを受け、2026年には20周年記念の完全新作として「仮面ライダーカブト 20th 天を継ぐもの」の製作が発表されました。2026年11月6日より新宿バルト9ほかで期間限定上映されることが決定し、翌2027年2月10日にはBlu-ray&DVDの発売も予定されています。
公開された情報では、オリジナルキャストの再集結や本作オリジナルの新ライダーの登場が明かされ、ファンの間で大きな話題になりました。一方で、主人公・天道総司を演じた水嶋さんの出演については正式なキャスト発表に名前が見当たらず、「サプライズ出演では?」「ぜひ戻ってきてほしい」とさまざまな憶測や期待の声が飛び交っています。本稿執筆時点で水嶋さん本人からの公式コメントは確認できていませんが、20周年という節目で代表作が再び動き出したことは、ファンにとってこの上ない朗報と言えそうです。
SNSでは家族や日常を発信
俳優としての露出は控えめな一方、水嶋さんは公式Instagram(@hiro_mizushima_official)を通じて、自身の活動や日常の様子を発信しています。プロフィールには「2児の父」「投資家」「俳優」といった肩書を掲げ、家族とのエピソードなども垣間見える内容になっています。テレビではなかなか会えなくなった水嶋さんの「今」を知りたいなら、こうした本人のSNSをチェックしてみるのが一番かもしれませんね。
06まとめ
人気絶頂で芸能の表舞台を離れ、その後まったく違うフィールドで成功を収めた水嶋ヒロさん。「消えた」のではなく、自らの意思でキャリアを再設計していたというのが実際のところでした。俳優・小説家・実業家・投資家と肩書を増やしながら、2児の父としても充実した日々を送っているようです。
水嶋ヒロ 2026年現在まとめ
- 本名は齋藤智裕。「仮面ライダーカブト」天道総司役などで一世を風靡した元人気俳優。
- 2009年に歌手・絢香さんと結婚し、現在は2児の父。
- 2010年に小説「KAGEROU」で第5回ポプラ社小説大賞を受賞(賞金は辞退)、その後芸能活動を休止。
- 現在の軸足は実業家・投資家。複数の会社経営や上場企業じげんのCLOなどを務めてきた。
- 2026年は代表作カブトの放送20周年で俳優復帰の待望論が高まっている。
- 完全新作「仮面ライダーカブト 20th 天を継ぐもの」が2026年11月6日より期間限定上映予定。
- 公式Instagram(@hiro_mizushima_official)で活動や日常を発信中。
ルックスだけの人ではなく、考え抜いて自分の道を切り開いてきた水嶋ヒロさん。カブト20周年という節目を迎えた今、ファンとしてはやはり「もう一度あの天道総司を見たい」という気持ちが湧いてきますよね。実業家としての顔も、俳優としての可能性も、これからどんな形で見せてくれるのか。水嶋ヒロさんの次の一手から、引き続き目が離せません。