2000年代なかば、テレビをつければどこかで彼女に会える――そんな時期がありました。ロッテ「Fit’s」のリズミカルなCMで踊り、結婚情報誌「ゼクシィ」のCMで花嫁姿を見せ、映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」やドラマ「女帝」で清潔感あふれるお芝居を見せた加藤ローサさん。あのくりっとした瞳と自然体の笑顔に、キュンとした人も多いのではないでしょうか。その後、結婚・出産を機にすっと表舞台から距離を置いた印象があり、「加藤ローサさんって今何してるんだろう?」と気になっていた方も多いはず。実は2026年、彼女は連続ドラマ初主演で堂々の女優復帰を果たしています。この記事では、全盛期の活躍から結婚・離婚の公表、そして2026年現在の活動までをまるっとまとめていきます。

01加藤ローサのプロフィール

本名
加藤ローサ(かとう ろーさ)
生年月日
1985年6月22日(41歳)
出身地
鹿児島県(神奈川県生まれ、父はイタリア人)
身長
160cm
主な活動
女優・タレント・モデル
代表作
映画「東京タワー」、ドラマ「女帝」、ロッテ「Fit's」・「ゼクシィ」CM
デビュー
高校1年時にファッションモデルとしてデビュー、2004年頃からタレント活動
所属
T.PERSONAL

こうして並べてみると、モデル出身でありながら映画・ドラマ・CMと幅広く活躍してきたマルチな人だとあらためて感じます。イタリア人の父を持つハーフならではの華やかさと、どこか親しみやすい素朴さが同居しているのが、加藤ローサさんの大きな魅力でした。

02全盛期の活躍

CMの妖精として全国区に

加藤ローサさんの名前を一気に全国区にしたのは、なんといってもCMでした。2004年の「ゼクシィ」のCMで注目を集めると、その後はロッテのガム「Fit’s」のCMに出演。軽快な音楽に合わせて踊る「噛むとフニャン」のフレーズは一世を風靡し、「CMの妖精」とも呼ばれるほどの人気ぶりでした。テレビ画面のなかで弾ける笑顔は、まさに2000年代の清純派アイドル女優そのものだったと言えるでしょう。

映画「東京タワー」ほか話題作での存在感

女優としての評価を高めたのが、2005年公開の映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」への出演です。その透明感のある佇まいが多くの観客の心に残りました。翌2006年にはカーリングを題材にした青春映画「シムソンズ」に出演し、さらに「天国はまだ遠く」(2008年)など話題作に相次いで顔を出しながら、着実に映画女優としてのキャリアを積んでいきます。

ドラマ「女帝」ほか話題作へ

テレビドラマでも活躍の場を広げました。2007年放送の「女帝」で主演を務めたほか、木村拓哉さん主演の「CHANGE」(2008年)など、ジャンルを問わず幅広い作品に顔を出しています。清純派としてのイメージを大切にしつつ、コミカルな役からシリアスな役までこなす姿に、演技の引き出しの多さを感じさせてくれました。この時期の加藤ローサさんは、まさに映画・ドラマ・CMのすべてで引っ張りだこの状態だったのです。

03結婚と出産、その後の歩み

順風満帆に見えたキャリアに、大きな転機が訪れます。2011年、加藤ローサさんはプロサッカー選手の松井大輔さんと結婚。奇しくも入籍日は自身の誕生日である6月22日でした。海外でプレーする夫とともに生活の拠点を移し、同年12月には第1子、2014年には第2子を出産。2児の母となった彼女は、子育てを優先する形で女優としての活動を大きくセーブしていきます。

この期間は、いわゆる第一線からは距離を置いていたものの、バラエティ番組やCM、雑誌などにはたびたび登場していました。ママタレントとして家庭や子育てのエピソードを語る姿は、かつての清純派アイドルとはまた違う、等身大の魅力にあふれていたのを覚えている方も多いのではないでしょうか。

  • 2011年6月プロサッカー選手の松井大輔さんと結婚。入籍日は自身の誕生日。
  • 2011年12月第1子となる長男を出産。夫の海外移籍に伴い生活の拠点も移す。
  • 2014年2月第2子となる次男を出産。子育てを優先し女優活動をセーブ。
  • 2020年代前半ママタレントとしてバラエティやCMに登場しつつ、女優業を徐々に再開。
  • 2025年8月テレビ番組で松井大輔さんとの離婚を公表。

こうして振り返ると、結婚・出産からの十数年は、加藤ローサさんにとって女優としての活動よりも「母」としての時間を大切にした期間だったことがよくわかります。

04離婚公表というひとつの節目

2025年8月17日に放送された日本テレビ系のトーク番組で、加藤ローサさんは松井大輔さんとの離婚を公表しました。報道によると、離婚の時期については「今年じゃなくてちょっと前」と説明しており、番組で初めて明かした形になります。長く連れ添った夫婦の節目だけに、大きな話題となりました。

注目されたのは、その後の暮らし方についての説明です。加藤ローサさんは「お父さんという役割と、お母さんという役割は果たしたい」という思いから、離婚後も同居を続けていることを明かしました。女性自身などの報道では「新しい私たちのカタチで」という彼女の言葉が紹介され、単なる別れではなく、子どもたちのために新たな家族の形を選んだ姿勢がうかがえます。

いっぽうで、松井大輔さん側とのあいだに離婚に対する心境の「温度差」があったことも報じられ、ネット上でも話題になりました。とはいえ、これはあくまで本人たちが公の場で語った範囲の話。センシティブな内容だけに、外野が興味本位で踏み込むべきところではないのかもしれません。ここで大切なのは、加藤ローサさん自身が前を向き、女優としての活動に軸足を戻していったという事実のほうだと感じます。実際、この公表と前後して、彼女はふたたび本格的に演技の世界へと戻っていくことになります。

052026年現在の活動

テレビ東京の連ドラで初主演

2026年、加藤ローサさんは大きな話題を呼びました。2026年1月クールにテレビ東京系で放送されたドラマ「婚活バトルフィールド37」で、なんと連続ドラマ初主演を務めたのです。演じたのは、派遣社員として働く37歳の女性・赤木ユカ。「年収1000万円以上、同世代のイケメン」という高すぎる理想を掲げ、婚活アプリや街コン、結婚相談所という「戦場」に猪突猛進していく“勘違いヒロイン”を、コミカルかつ体当たりで好演しました。共演には3時のヒロインの福田麻貴さんらが名を連ね、婚活に奮闘するアラフォー女性たちの姿をコメディータッチで描いた本作は、最終話が2026年3月27日に放送されました。

主演にあたって、加藤ローサさんは自身の女優人生を振り返るような前向きな言葉を残しています。

やっとスタート地点に立てたかも、と思えたんです。これまで経験を積んできたからこそ、今があると感じています。 出典:テレ東プラス 2026年1月

長いキャリアのなかで、あえて「スタート地点」と表現するあたりに、母としての時間を経て、女優として新たに歩み出そうとする覚悟がにじんでいるようです。

フジテレビの話題作にも出演

主演作と同じ2026年1月クールには、フジテレビ系のドラマ「コスメティック・プレイラバー Season2」にも出演しました。人気シリーズの続編となる本作で、加藤ローサさんは世界的なトップメイクアップアーティスト、エマ・ローレンという役を演じています。前作から続投するキャストに加え、新たな豪華メンバーのひとりとして参加した彼女は、これまでの清純派イメージとはひと味違う、大人の女性としての存在感を放ちました。同じ時期に系統の異なる2つのドラマに出演したことは、女優・加藤ローサの復活を強く印象づける出来事だったと言えるでしょう。

40代の新境地とこれから

2025年に40代へと足を踏み入れた加藤ローサさん。かつての“CMの妖精”や清純派女優というイメージから、母としての経験を経て、いまは等身大のアラフォー女性を演じられる幅広い女優へと進化しています。婚活に奮闘するヒロインも、世界的なメイクアップアーティストも、どちらも彼女だからこそ説得力をもって演じられた役どころでした。SNSでは公式インスタグラム(@kato_rosa_)を通じて、撮影の合間の様子や日々の暮らしを気取らず発信しており、ファンとの距離の近さも変わっていません。ブランクを不利にするのではなく、むしろ人生経験を武器に変えていく――そんな加藤ローサさんの今後の活躍から、ますます目が離せません。

06まとめ

清純派女優として一世を風靡した加藤ローサさんは、結婚・出産で活動をセーブした時期を経て、2026年に連ドラ初主演という形で見事に女優復帰を果たしました。かつての可憐なイメージだけにとどまらず、母としての経験を糧に、いまや幅広い役を演じられる実力派へと成長しています。離婚という節目も自分らしく乗り越え、前を向いて歩む姿には、多くの人が勇気づけられるのではないでしょうか。

加藤ローサ 2026年現在まとめ

  • 1985年6月22日生まれ、鹿児島県出身の女優・タレント(現在41歳)。
  • 「Fit's」「ゼクシィ」CMや映画「東京タワー」、ドラマ「女帝」で2000年代に人気を集めた。
  • 2011年にサッカー選手・松井大輔さんと結婚し、2児の母に。育児で活動をセーブした。
  • 2025年8月、テレビ番組で松井さんとの離婚を公表。子どものために同居は継続と説明。
  • 2026年1月クール、テレ東「婚活バトルフィールド37」で連続ドラマ初主演を果たした。
  • 同時期にフジ「コスメティック・プレイラバー Season2」にもエマ役で出演。
  • 公式インスタグラム(@kato_rosa_)で日々の様子を発信中。

母としての時間を大切にしながらも、女優としての情熱を失わなかった加藤ローサさん。「やっとスタート地点に立てた」という言葉のとおり、彼女の女優人生はここからが本番なのかもしれません。清純派だったあの頃を知る世代も、いま初めて彼女を知る世代も、これからの加藤ローサさんの活躍をぜひ一緒に見守っていきましょう。