一時期、料理番組をつければ必ずと言っていいほど見かけた、さわやかな笑顔のイケメンシェフ・川越達也さん。代官山のレストラン「タツヤ・カワゴエ」のオーナーシェフとして、そして数々のバラエティで「川越シェフ」の愛称で親しまれた人気者でした。それがいつの間にかテレビでパッタリ見かけなくなり、「あの川越シェフ、今どうしてるんだろう?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。実は今、川越さんはテレビとは違うフィールドで、しっかりと料理人としての歩みを続けています。2026年現在の川越達也さんの「今」を、全盛期の活躍から振り返りつつまとめました。

01川越達也のプロフィール

本名
川越 達也(かわごえ たつや)
生年月日
1972年3月7日(54歳)
出身地
宮崎県
血液型
O型
主な活動
料理人・フードプロデューサー・コンサルタント
出身校
大阪あべの辻調理師専門学校
代表的な店
「タツヤ・カワゴエ」(東京・代官山)

2026年で54歳。あのころの「若手イケメンシェフ」というイメージのままの方も多いと思いますが、いつの間にか落ち着いた大人の年齢になっているんですね。

02全盛期の活躍――イケメンシェフの誕生

料理人としての下積みと独立

川越達也さんは宮崎県出身。大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、大阪や東京のフレンチ・イタリアン・日本料理店で修業を重ね、複数の店で料理長を務めました。「ジャンルにとらわれない料理」を信条に腕を磨き、2000年に自身の店をオープン。料理人としてのキャリアは、決して見た目だけのものではなく、地道な下積みの上に築かれたものでした。

代官山「タツヤ・カワゴエ」で一躍人気店に

2006年には東京・代官山に店を移し、店名を自身の名前を冠した「タツヤ・カワゴエ」に。スタイリッシュな内装と独創的な料理、そして何よりオーナーシェフ本人のさわやかなルックスが評判を呼び、予約の取れない人気店へと成長していきます。「シェフがイケメン」という新しい売り出し方は、当時としてはかなり新鮮なものでした。

バラエティ・情報番組で「川越シェフ」ブームに

そんな川越さんの魅力に、テレビ業界が放っておくはずもありません。料理番組はもちろん、情報番組やバラエティ番組にも引っ張りだことなり、「川越シェフ」の愛称で一気に全国区の知名度を獲得します。料理の腕とトーク力、そして甘いマスク。三拍子そろったタレントシェフとして、2010年前後は本当によくテレビで見かけました。「料理ができてカッコいい男性」の代名詞のような存在で、女性人気も抜群だったんですよね。

「料理界の貴公子」として確立した地位

川越さんの登場以降、「タレントシェフ」というジャンルそのものが広く認知されるようになったと言っても過言ではありません。料理を分かりやすく、おしゃれに見せる発信力は、料理人の社会的なイメージを更新した功績とも言えるでしょう。全盛期の川越さんは、まさに「料理界の貴公子」と呼ぶにふさわしい存在でした。

03テレビから消えた転機

人気絶頂だった川越さんですが、ある出来事をきっかけにテレビでの露出が急激に減っていきます。ファンとしては少し寂しい流れでした。

  • 2000年自身のレストランをオープンし、独立。オーナーシェフとしての道を歩み始める。
  • 2006年東京・代官山に移転し、店名を「タツヤ・カワゴエ」に。人気店として注目を集める。
  • 2010年前後料理番組・情報番組・バラエティに多数出演し、「川越シェフ」として全国区の人気を獲得。
  • 2013年飲食店の水に関する発言がネット上で大きく取り上げられ、賛否を呼ぶ。以降、テレビ露出が徐々に減少。
  • 2010年代後半テレビの第一線からは距離を置き、店舗経営やプロデュース業に軸足を移す。
  • 2024年5月YouTubeチャンネル「川越シェフだよ。」を開設し、料理動画の発信をスタート。

きっかけとして語られるのが、2013年ごろにネット上で話題になった「店で出す水」をめぐる発言です。あるグルメサイトのレビューに対するコメントが、本人の意図を超えて拡散し、「上から目線では」といった批判につながってしまいました。今振り返ると、料理に対するこだわりを語っただけのつもりが、切り取られて独り歩きしてしまった面も大きいように思います。ネットの拡散力の怖さを象徴する出来事でしたね。

この件以降、川越さんはテレビのバラエティから自然と距離を置くようになっていきました。「干された」という見方をする人もいますが、本人としてはむしろ料理人本来の仕事に集中する方向へ舵を切った、というのが実情に近いようです。

04料理人としての本当の実力

テレビのイメージだけではない確かな技術

「イケメンシェフ」というキャッチーな売り出し方が先行したぶん、料理の実力を疑う声も一部にはありました。でも、専門学校でしっかり学び、複数の名店で料理長まで務めてきた川越さんの技術は本物です。テレビでのキャラクターと、厨房での職人としての顔。この二面性こそが、川越さんという人物の本質だと言えるでしょう。

商品開発・プロデュースで発揮される発想力

川越さんの強みは、料理そのものだけでなく「料理をどう見せ、どう届けるか」という発想力にもあります。メディアで培ったプレゼンテーション能力は、商品開発やメニュー監修といった仕事で大いに活きています。表舞台から退いた後も、業界内で重宝され続けているのは、この発信力とアイデア力があってこそです。

「失敗」も含めて語れる強さ

ネット炎上という、当時としては経験者の少なかった出来事を真正面から食らった川越さん。その後、それを引きずって消えてしまうのではなく、自分の仕事を淡々と続けてきました。世間のイメージに一喜一憂せず、料理人としての軸を保ち続けた姿勢には、芯の強さを感じますね。

052026年現在の活動

YouTube「川越シェフだよ。」で料理動画を発信

2024年5月末、川越さんは公式YouTubeチャンネル「川越シェフだよ。」を開設しました。プロならではのコツを惜しみなく公開する料理動画が中心で、再生回数20万回を超える人気動画も登場。テレビとは違う、より自由でフラットな距離感で、料理の楽しさを伝えています。かつての「川越シェフ」のトーク力は健在で、コメント欄には「やっぱり料理上手いんだな」「久しぶりに見られて嬉しい」といった声が並んでいます。

コンサル・プロデュース業が活動の中心

現在の川越さんの仕事の中心は、テレビ出演ではなく、飲食店のコンサルティングやメニュー監修、商品開発・プロデュースといった裏方の仕事です。代官山にあった「タツヤ・カワゴエ」はすでに営業しておらず、レストラン経営からは離れていますが、長年培った料理人としての知見を、別の形で業界に還元しているわけですね。

「家族最優先」のライフスタイル

2016年に結婚した川越さんは、現在は3人の娘さんを育てるお父さんでもあります。報道によれば家族は長野県で暮らし、本人は普段東京で仕事をしながら週末に長野へ通う生活を送っているとのこと。

優先順位は家族、YouTube、コンサル……。レストランは「やってません」ときっぱり語った。 出典:J-CASTニュース 2025年8月10日

全盛期の華やかなテレビ生活から一転、今は家族との時間を何より大切にしている――そのギャップに、人としての成熟を感じる方も多いのではないでしょうか。

テレビ復帰の可能性は

YouTubeでの発信を通じて、川越さんを再び目にする機会は確実に増えています。ネットでの活動が評価され、ふとした拍子に地上波に呼ばれる、という流れも十分にあり得るでしょう。本人がテレビ復帰を強く望んでいるわけではなさそうですが、「川越シェフ、また見たいな」というファンの声は今も根強くあります。

06まとめ

料理番組の常連として一世を風靡し、ネット炎上をきっかけにテレビから姿を消した川越達也さん。でも2026年現在、54歳の川越さんは料理人としての軸をぶらすことなく、YouTubeやコンサル業という新しいフィールドで着実に活動を続けています。

川越達也 2026年現在まとめ

  • 代官山の人気店「タツヤ・カワゴエ」のオーナーシェフとしてブレイク
  • 2013年ごろのネット上の発言をきっかけにテレビ露出が激減
  • レストランはすでに営業しておらず、経営からは離れている
  • 2024年5月にYouTube「川越シェフだよ。」を開設、料理動画を発信中
  • 現在はコンサル・メニュー監修・商品開発など裏方の仕事が中心
  • 2016年に結婚し、現在は3姉妹の父。家族最優先の生活を送る

派手なテレビの世界から距離を置いても、料理への情熱だけは手放さなかった川越シェフ。表舞台の華やかさとはまた違う、地に足のついた今の姿には、料理人としての本当の強さがにじみ出ています。これからの川越さんの活動も、静かに見守っていきたいですね。